スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん)は、現地時間2010年4月7日05時15分にインドネシアで起きたモーメントマグニチュード (Mw) 7.7(気象庁CMT解)の地震。

概要

気象庁の解析によると NE-SW 方向に圧力軸を持つ逆断層型で、ユーラシアプレートとスマトラ島の地下に沈み込むインド・オーストラリアプレートの境界で発生した地震であった。主なすべりは、初期破壊開始点付近と南西側の浅い部分にあり、破壊継続時間は約40 秒と求められた。断層長は約80km、幅は約110km、最大すべり量は約4 ~ 5mと推定されている。また、この地震はスマトラ島沖地震 (2005年)(M8.6)の震源域で発生している。

アチェ州のイルワンディ州知事によれば、被害や犠牲者の報告はない。スマトラ島付近では翌5月にもMw7.2の地震が発生している。

脚注

出典

  • 2010年4月7日インドネシア,スマトラ北部の地震(M7.7)について(気象庁) (PDF) 地震予知連絡会 会報第84巻

関連項目

  • スマトラ島沖地震

スマトラ島沖の地震 東京大学地震研究所

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