Socket AM4は、AMDのZen(Zen 、Zen 2、Zen 3を含む)およびExcavatorマイクロアーキテクチャを採用するマイクロプロセッサ(CPU)向けのCPUソケットである。
概要
AM4は2016年9月に導入され、Socket AM3 、FM2 およびSocket FS1bを単一のプラットフォームで置き換えるために設計された。1331個のピンのスロットを持ち、AMDでは初めてDDR4互換のメモリをサポートした。(Socket AM3 を使用していた)ハイエンドCPUから(その他のさまざまなソケットを使用していた)ローエンドAPUまでの統合された互換性を持つ。
仕様
- Zen(Zen 、Zen 2、Zen 3を含む)ベースのCPUファミリ、APU(Ryzen、Athlon)、一部のA-Series APU、Athlon X4 CPU(ExcavatorベースのBristol Ridge)のサポート
- PCI Express 3.0および4.0のサポート
- デュアルチャンネル設定の最大4モジュールのDDR4 SDRAMのサポート
採用製品
- CPU
- AMD
- Excavator
- Bristol Ridge
- Zen
- Summit Ridge / Raven Ridge
- Zen
- Pinnacle Ridge / Picasso
- Zen 2
- Matisse / Renoir
- Zen 3
- Vermeer / Cezanne
- Excavator
- チップセット
- AMD
- 300 Series
- 400 Series
- 500 Series
チップセット詳細
300シリーズと400シリーズ、A520およびB550はASMediaとの共同開発である。X570はAMDの自社開発で、GlobalFoundriesが製造する。実際にはX570チップセットは第3世代Ryzenに搭載されているcIODと呼ばれるI/Oコントローラーのダイを流用しており、開発・製造コストを低減している。X570とB550の500シリーズを搭載したマザーボードはPCI Express Gen4に対応している。(B550チップセット自体はCPUとの接続もチップセット配下の汎用レーンもGen3である)
脚注
関連項目
- Zen (マイクロアーキテクチャ)




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