新店線(しんてんせん)は、かつて存在した台湾鉄路管理局の鉄道路線。戦前は台湾総督府鉄道ではなく、私鉄・台北鉄道の路線であり、台湾総督府鉄道部年報には萬華—新店線(ばんかしんてんせん)と掲載された。
1960年代になり道路が整備されたことにより乗客が激減し、台湾鉄路管理局として最初に廃止された。全長10.4km。廃線後の線路敷地は、現在の「汀洲路」、「羅斯福路」(ルーズベルト通り)、「北新路」である。
廃止30年後、新店線跡地の羅斯福路、北新路の地下に台北捷運新店線の線路が建設された。現在の捷運新店線には当時の台鉄新店線の駅と同じ駅名が多い。
歴史
- 1921年
- 1月22日 - 台北鉄道株式会社の路線(軌間1,067mm)として万華~公館間が開業。
- 3月25日 - 新店まで延伸開業。
- 1945年 - 戦後、台北鉄道株式会社は台北鉄路公司と改称。
- 1949年6月1日 - 台湾鉄路管理局が台北鉄路公司から買収、公営路線となる。
- 1965年3月25日 - 廃止。
駅一覧
所在地は廃止時点の行政区分。
脚注
関連項目
- 台湾の鉄道
- 台湾鉄路管理局
- 台北鉄道




