LightDMは軽量で高速、さらに拡張性に富むマルチデスクトップを目標としたXディスプレイマネージャである。LightDMは、Greetersと呼ばれるログインインタフェースを描画するために様々なフロントエンドを利用する。
機能
以下の機能が含まれる:
- 外部依存がほとんどないコードベース。
- 異なる複数のディスプレイ技術をサポート(X、Mir、Wayland ...)
- 軽量であること。メモリ使用量が少なく、動作が速い。
- リモート・ログインをサポート。(XDMCP、VNC、XDMCP)
- 標準への準拠(PAMやlogindなど)。
- サーバとユーザインタフェース間における明確に定義されたインタフェース。
- クロスデスクトップ(Greetersはどのツールキットでも書ける)。
- 複数のGUIを可能にする明確に定義されたgreeter API。
- 適切なプラグインにより全てのディスプレイマネージャのユースケースをサポート
LightDMはGDMよりもシンプルなコードベースで、動作においてGNOMEライブラリを一切ロードしない。GTKとQt の両方をサポートする。しかしユーザにとって必要かそうでないかに関わらず、いくつかの機能が犠牲になっている。LightDMは、Debian GNU/Linux 7(wheezy) で導入され以降の安定版や不安定版で十分安定して動作する。また、Ubuntu、Edubuntu、XubuntuおよびMythbuntuでは11.10から、Lubuntuでは12.04からデフォルトディスプレイマネージャとなっており、Kubuntuでは12.10の初期から15.04まで のデフォルトディスプレイマネージャであった。
利用可能なGreeters
関連項目
- Simple Desktop Display Manager
- Xディスプレイマネージャ
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- LightDM - Launchpad
- Bugs in Debian
- Bugs in Ubuntu




