チョルテカ

チョルテカ（Choluteca）は、ホンジュラス南部の都市。チョルテカ県の県都である。パンアメリカンハイウェイの通過地として知られている。人口は175,056人（2023年推定）。チョルテカ川沿いにあるチョルテカ橋はJICAの無償協力で架け替えられた。市中心部にはチョルテカ空港が存在するが、使用されていない。市内では大気汚染も発生している。

歴史

1535年にコンキスタドールが上陸した際にインディアンが居住していた。1541年頃にはヴィラ・デ・セレス・デ・ラ・フロンテーラ・デ・チョルテカと名付けられていた。グアテマラとニカラグアを結ぶ道路が当地を通過していたため、スペイン統治下が1番の繁盛期であった。1580年に一時的にテグシガルパに編入されたが、後に時の大統領であったコロナド・チャベスによってチョルテカとして独立することが国民議会で承認された。

以降、ホンジュラス南部の商業、文化の中心として栄える。1998年のハリケーン（ハリケーン・ミッチ）では多くの死者を出したが、民間電力会社の尽力で復興を遂げた。