延命寺(えんめいじ)は、東京都大田区にある浄土宗の寺院。
概要
弘安年間(1278年~1288年)、白籏寂恵良暁によって開山された。当初は「蓮花寺」という名称だった。
その後延文年間(1356年~1361年)に落雷で焼失した。新田義興の怨霊が、自分を殺した江戸遠江守(江戸長門と比定される)めがけて落としたものだという。
永禄年間(1558年~1570年)になり、芳誉は雷火から逃れた延命地蔵を安置する寺を再建した。その際に「延命寺」に改称した。
延命寺では、双盤を打ち鳴らしながら念仏を唱える「双盤念仏会」があることで知られている。
交通アクセス
- 矢口渡駅より徒歩7分。
脚注
参考文献
- 新倉善之 著『大田区史跡散歩 (東京史跡ガイド11)』学生社、1992年
- 「今泉村 延命寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ44荏原郡ノ6、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763981/55。
外部リンク




