レイチェル・マッキラン(Rachel McQuillan, 1971年12月2日 - )は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州メアウェザー出身の元女子プロテニス選手。1992年のバルセロナ五輪女子ダブルスで、ニコル・プロビスとペアを組んで銅メダルを獲得した選手である。自己最高ランキングはシングルス28位、ダブルス15位。WTAツアーでシングルスの優勝はなかったが(準優勝6回)、ダブルスで5勝を挙げた。
来歴
1987年にプロ入り。
4大大会シングルスでは1990年全豪オープン、1991年全豪オープン、1991年全仏オープン、1997年全米オープンの4度の4回戦進出がある。
1992年バルセロナ五輪でオリンピックに初出場した。シングルスは1回戦でベルギーのサビーネ・アペルマンスに 3-6, 3-6 で敗れたが、ニコル・プロビスと組んだダブルスではベスト4に進出した。準決勝でスペインのアランチャ・サンチェス・ビカリオ&コンチタ・マルティネス組に 1-6, 2-6 で敗れた、この大会では準決勝敗退選手2組による「銅メダル決定戦」がなかったため、マッキランは銅メダルを獲得している。1996年アトランタ五輪にも出場したが、1回戦で南アフリカのアマンダ・クッツァーに 4-6, 6-7(5) で敗れた。
マッキランはシングルスでは6度決勝に進出したが、いずれも準優勝に終わりWTAタイトルの獲得はならなかった。ダブルスでは、2001年ジャパン・オープンでリーゼル・フーバーと組んで優勝するなど5勝を挙げた。
マッキランは2003年に32歳で現役を引退した。引退から4年後の2007年に下部ツアーである名古屋でのサーキット大会のダブルスに出場しベスト4に進出している。
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 6回 (0勝6敗)
ダブルス: 16回 (5勝11敗)
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
外部リンク
- レイチェル・マッキラン - WTAツアーのプロフィール (英語)
- レイチェル・マッキラン - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール (英語)
- レイチェル・マッキラン - 国際テニス連盟


